1人じゃないから

結婚は来年だけど。
2人暮らしをはじめました。

高専に行ってた時は寮だったし、社会人になってからはずっと実家だったもんで、部屋を借りるということが初めてだった。
だから部屋探しとか、いろいろな手続き(面倒くさい)とか、はじめてのことがいっぱい。

部屋探しはけっこうすんなりきまった。
2人で不動産屋に行って、店の人になんとなくの希望を伝えたら良さそうな物件を何件か出してくれて、その中で気になる3件を見に行った。
最後に見に行ったところにが2人とも気に入ってもうその日に契約した。

LDKのアパート。
2人で住むにはちょっと広いけど、この間取りなのに駐車場込みで家賃も安いし、駅も近くにあるし、ほんといい部屋借りれたなあと思った(思ってる)。

2人で住み始める前のぼくの気分は、早く一緒に住みたーい部屋借りたーい楽しみーみたいな、超ポジティブモードだった。
だから部屋もすぐ決まったし、そこから引っ越しするのも早かった。(引っ越しを手伝ってくれた皆さんありがとうございました)
やっぱりこういうことは気分がのっているときにさっと済ませるべきだな。

実際、2人で住み始めてからの生活も楽しい。

まず、毎日家に帰って話相手がいるっていうのがいい。
これは普通1人暮らしをしていた人が言うべきなんだろうけど。実家暮らしだったんだから家族と話せばいいじゃないかというのは違って。
彼女は同じ年だからなんかもう友達みたいな感覚。だから家族にわざわざ喋ることでもないかーと思って1人で消化していたようなことも頭の中から口にそのまま垂れ流す。

今までは実家だったから、ご飯食べて家族と話したらそれからは1人の時間(自分の部屋)だったけど今はどっちかが外に出ていない限りはずっと2人の時間。

最初はその「1人の時間がなくなる」っていうのがちょっと不安だったけど今のところ全然苦じゃない。ていうかそもそも寮のあの狭い部屋で2人とか3人とかで暮らしたりしてたわけなんだから耐性できるわな。共同生活には慣れてるみたい。

まあぼく1人が「苦じゃない」とか言っても、相手が「苦です」って思ってたらだめなんですけど。そうならないように気をつけよう。この先もずっと、親しき中にも礼儀ありなのです。(それが夫婦であっても)

あと、同じ年だけど彼女のほうが1人暮らしの先輩なわけで。
1人暮らしに慣れている人って、なんかちょっとした細かいところの「生活の知恵」みたいなものを持っていてちょっとびっくりする。掃除とか収納とかそういうの。本人は特に意識して身につけたわけではないのかもしれないけど。
実家で暮らしていると生活の部分をほぼ両親に任せて、帰ったら自分のやりたいことだけをだらだらやっていればよかった(よくはない)から、そういう部分の知恵が自分から抜けているという感をすごい感じた。
だからそういう知識を持っている相手に対して感心するし、尊敬する。から生徒になったつもりでそういう部分をしっかり先生(彼女)から学んでいってるつもりです。

ぼくは、結婚式をしてから2人暮らしを始める方が、結婚式がはじまりの合図というか、はじまりの式みないな意味になっていいなと思ってたけど、結婚式の準備 + 新婚旅行の準備 + 引っ越し関連のあんないろいろな大変なめんどくさい手続きを同じ時期に一気にやっていたらたぶんわけがわからなくなっていたよ。それを考えるとやっぱり引っ越しを先にすませておいてよかった。2人で住んでおいた方が準備も進めやすいしね。

今日は彼女のお母さんが泊まりにきているのでぼくは実家に帰ってだらだらしています。久しぶりに昼まで寝た。

部屋も片付いてきて、だんだんとくつろげる部屋ができてきたのでこれからの生活も楽しみ。とりあえず「なんでこいつのために私が飯作らなあかんねん」とだけは思われないようにしっかりがんばるでやんす!家事もできる限りがんばるでやんす。
結婚式の準備もすすめなければね。気がつけば秋だ。